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SBIHD傘下の仮想通貨取引所ビットポイント
暗号資産(仮想通貨)投資において、他では取り扱われていない銘柄を積極的に上場させる仮想通貨取引所を活用したいと思う方もいるでしょう。そうした需要に応える取引所が、本記事で紹介するビットポイントです。
同取引所は多くの銘柄を国内で初めて上場させた実績があり、今後もその傾向が続くことが期待できます。国内未上場銘柄への投資機会を得ることは、他の投資家より優位に立ち得ることを意味するため、活用を検討してみてはいかがでしょうか。
ビットポイントの全取扱い銘柄など基本情報をはじめ、利用するメリットや拡充しつつある関連サービス郡など情報を網羅しました。
- ビットポイントってどんな仮想通貨取引所?
- 1-1 ビットポイントジャパンを100%連結子会社化
- 1-2 取扱い銘柄など基本情報
- 1-3 アプリの画面
- ビットポイントのメリット/デメリット
- 2-1 ビットポイントの3つのメリット
- 2-2 ビットポイントのデメリット
- ビットポイントのセキュリティレベルは?
- ビットポイントの仮想通貨サービス(レンディング・ステーキング)
- 4-1 レンディングサービス
- 4-2 ステーキングサービス
- ビットポイントまとめ
目次
1.ビットポイントってどんな仮想通貨取引所?
ビットポイントは株式会社ビットポイントジャパンが運営する仮想通貨取引所。
ビットポイントジャパンの主要株主は、東証スタンダード上場・株式会社リミックスポイントの100%子会社である株式会社ビットポイント・ホールディングスおよび、東証プライム上場・SBIホールディングス株式会社(以下、SBIHD)の100%子会社SBIクリプトアセットホールディングス株式会社です。
ビットポイントジャパンは東証上場企業の傘下であることから資金力に恵まれ安定した経営基盤であることがうかがえます。仮想通貨取引所の運営においては前述の通り、国内未上場銘柄を積極的にリストさせる戦略により利用者数を伸ばしています。
1-1 ビットポイントジャパンを100%連結子会社化
ビットポイントを運営するリミックスポイント株式会社とSBIHDは2022年5月、資本業務提携を締結したことを発表しました。
資本提携では、SBIグループの企業にビットポイントジャパンの株式を51%譲渡するとされ、「ビットポイントを国内外の株式市場に上場させることも視野に入れ、両社でビットポイントの経営を行う」と述べました。業務提携については、SBIグループが投資してきたブロックチェーンプロジェクトについて、国内初上場銘柄としてビットポイントへの上場を目指す方針を明かしました。
さらに、2023年2月にはビットポイントジャパンの株式の49%を追加取得し、100%連結子会社化すると発表。株式譲渡予定日は同年3月31日とされています。
関連:SBIHD、仮想通貨取引所ビットポイント運営を100%連結子会社化
SBIHDはビットポイントの豊富なサービス群を評価したうえで、株式追加取得の目的について、SBIHDの連結子会社で世界的マーケットメイカーのB2C2社の流動性供給による狭いスプレッドの提供、資本業務提携先のgumiグループが開発するゲーム内通貨など厳選したトークンの上場など様々なシナジーを発揮できると述べました。
SBIが運営するSBI VCトレードと合わせ、ビットポイントの今後のサービス展開が注目されます。
1-2 取扱い銘柄など基本情報
ビットポイントの取扱い銘柄や各種手数料など基本情報を以下の表にまとめています(国内ではビットポイントでしか取扱われていない銘柄は赤字にしてあります)。
※ビットポイントに上場したMATICは、イーサリアムチェーン上のERC-20トークン「WMATIC」ではなく、ポリゴンチェーン上のネイティブトークンのMATICです。
基本情報 | 取引所(板取引) | 販売所 |
---|---|---|
取扱い銘柄(24年10月時点) |
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最小取引単位(BTC) |
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最大取引単位(BTC) |
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取引手数料/スプレッド |
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出金手数料 |
日本円・仮想通貨ともに無料 |
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レバレッジ取引 | × | |
スマホアプリ | 〇 | |
関連サービス | 積み立て/レンディング/ステーキング |
1-3 アプリの画面
以下は、ビットポイントアプリの騰落率の画面です。取引所サービス(板取引)はWeb版「BITPOINT PRO」でのみ提供されています(後述)。
1-3-1 騰落率
2.ビットポイントのメリット/デメリット
ここからは、ビットポイントのメリットとデメリットをそれぞれ解説していきます。
2-1 ビットポイントの3つのメリット
ビットポイントを利用する3つのメリットを解説します。
2-1-1 国内未上場銘柄の取扱いに意欲的
ビットポイントでは全26種類の取扱い銘柄のうち、以下の10銘柄を他の国内取引所に先駆けて上場させました。ゼノ(GXE)・ツバサガバナンストークン(TSUGT)・オシトークン(OSHI)については、執筆時点で国内唯一の取扱いです。
- トロン(TRX)
- エイダ(ADA)
- ジャスミー(JMY)
- ディープコイン(DEP)
- クレイトン(KLAY)
- シバイヌ(SHIB)
- ゼノ(GXE)
- ツバサガバナンストークン(TSUGT)
- トンコイン(TON)
- オシトークン(OSHI)
2021年には日本初銘柄の取扱い数でトップを記録、その後も国内未上場銘柄のリストを続けています。
また、22年5月に親会社のリミックスポイントとSBIHDが資本業務提携を締結した際にSBIグループが投資するWeb3プロジェクトをビットポイントにて国内初上場を目指す方針を発表したことから、この傾向が継続することが期待されます。
2-1-2 初心者から上級者まで満足できる取引ツール
ビットポイントでは初心者向けの取引ツール「BITPOINT」と中・上級者向けの取引ツール「BITPOINT PRO」を提供しています。
- 「BITPOINT」
アプリ版の「BITPOINT」は、現物の販売所サービスが利用できます。
全取扱い銘柄のチャートや騰落率が一目でわかるなど、UIがわかりやすく直感的に操作できます。仮想通貨の初心者向け取引ツールです。
- 「BITPOINT PRO」
Web版の「BITPOINT PRO」では、現物の板取引が可能で、TradingViewを利用した様々なチャート表示・分析などもできる中・上級者向けの取引ツールです。
2-1-3 日本円・仮想通貨ともに入出金手数料が無料
ビットポイントは日本円と仮想通貨の入出金手数料が無料です。
出金手数料が発生する取引所の場合、ある程度の利益が出ないと出金することがはばかられますが、ビットポイントはその心配はありません。また、日本円だけでなく仮想通貨をウォレットやほかの取引所など外部サービスに送金する際も、手数料無料のため重宝するでしょう。
2-2 ビットポイントのデメリット
ここでは、ビットポイントのデメリットについて解説します。
2-2-1 販売所サービスのスプレッドが広い
ビットポイントは販売所サービスのスプレッドが比較的広い仮想通貨取引所です。
スプレッドとは売買価格の差のことで、例えば、1BTC=1000万円の時に1BTCを販売所で売買しようとした際に買値が1050万円、売値が950万円と提示された場合は、その差額の100万円がスプレッドです。
この「買値(Ask)-売値(Bid)」で算出されるスプレッドが広いほど投資で得られる利益が減少することになることは覚えておく必要があります。
2-2-2 入出金に対応していない仮想通貨が多い
ビットポイントは日本円および仮想通貨の入出金が無料ですが、TON・SHIB・LINKなど入出金に対応していない銘柄が多数あります。
そのことを知らずに当該銘柄を外部への送金を前提として購入してしまうと、購入後に困るため注意しましょう。
3.ビットポイントのセキュリティレベルは?
ビットポイントでは2019年7月にビットコインやイーサリアムなど仮想通貨5銘柄が流出する事件が発生し、その額は35億円相当に上りました。以降、ビットポイントはセキュリティ強化を経営上の重要課題と位置づけ、堅牢なシステムを構築しています。
ビットポイントでは2019年7月に35億円相当の仮想通貨が流出する騒動が発生していますが、以降、セキュリティ体制を強化。現在では大手金融SBIグループの傘下に入ったことでより安全に利用できるサービスになったと言えるでしょう。
ここでは、同取引所が講じるセキュリティ対策について解説します。
3-1 資産の分別管理
日本円と仮想通貨のいずれにおいても顧客資産と同社の資産とを分別管理しています。
3-2 コールドウォレット管理
インターネットとは隔離したコールドウォレットに仮想通貨を100%保管しているため、ハッキングリスクは極めて低いと言えます。
3-3 マルチシグ方式
誤送金や流出のリスクを防ぐため、仮想通貨の送付には一つのアドレスに複数の秘密鍵を要するマルチシグ方式を導入しています。
3-4 SSL証明書採用
SSL証明書とは、通信の暗号化を行うほか、ドメイン名やwebサイトの運営者が正しいかどうか確認するための電子証明書のこと。これにより、同社に成りすましてSSLサーバ証明書を取得する行為を防ぎます。
3-5 24時間365日の監視体制
24時間365日の監視体制を敷くことにより、システム異常の検知や対応を迅速に行うことができます。
4.ビットポイントの仮想通貨サービス(レンディング・ステーキング)
ビットポイントの仮想通貨関連サービスについて解説します。うまく活用して仮想通貨による資産運用を始めましょう。
4-1 レンディングサービス「貸して増やす」
ビットポイントの「貸して増やす」は、利用者が保有する仮想通貨を同社に貸し出すことで、貸出量と貸出期間に応じた貸借料を当該仮想通貨で受け取ることができるレンディングサービス。
全取扱い銘柄が対象ですが、募集は不定期で実施。貸出量や貸出期間などの条件は募集ごとに決定され、貸出を希望する利用者はアプリかWeb版の申し込みページから申請する必要があります。
なお、一度貸し出したら期間満了時まで中途解約できないため注意しましょう。以下はレンディングの詳細とcoindogおすすめサービスについて解説した記事ですのでこちらもご覧ください。
4-2 ステーキングサービス
ビットポイントのステーキングサービスでは、申し込み手続きなどは不要で同取引所の口座に以下の対象銘柄を保有しているだけで毎月報酬を受け取ることができます。
報酬を受け取るためには、アプリで「入出金」をタップし、当該銘柄のステーキング機能をONにしておく必要があるため注意しましょう。
- イーサリアム(ETH):年率~5.0%
- エイダ(ADA):年率~5.3%
- トロン(TRX):年率~4.3%
- コスモス(ATOM):年率~17.0%
- ポルカドット(DOT):年率~17.0%
手数料無料のため、同社がステーキングを実施して発生した報酬をすべてユーザーが受け取ることができます。同サービス開始以来、対象銘柄すべてにおいて国内最高年率を記録しており、特にDOT・ATOMの年率の高さが際立っています。
同社ステーキングサービスはレンディングサービスとは異なり、途中で好きなタイミングで売却や送金が可能なため、急激な価格変動によるリスクを回避することができます。
以下は、ステーキングの概要とサービスを提供するおすすめ取引所について解説した記事です。利用を検討する方はご覧ください。
レンディングやステーキングで得られた報酬は雑所得扱いとされ、課税対象となります。仮想通貨の税金計算は、完全無料の仮想通貨税金計算サービス【CRYPTACT(クリプタクト)】
5.ビットポイントまとめ
ビットポイントの取扱い銘柄など基本情報、特徴や利用するメリットなどを紹介してきました。要点は以下の通りです。
- ビットポイントは東証上場企業リミックスポイントとSBIグループで共同運営する仮想通貨取引所
- 2023年3月31日に株式が譲渡され、運営元のビットポイントジャパンはSBIHDの100%子会社となる
- SBIグループが投資してきたWeb3プロジェクトをビットポイントにて国内初上場させることを目指している
- 国内未上場銘柄のリストに積極的で、これまで10銘柄を国内初上場させた実績がある
- 入出金手数料無料の優良取引所
- レンディングサービスとステーキングサービスを活用すれば仮想通貨による資産運用が可能
仮想通貨ブロガー/投資家
早稲田大学卒|元業界関係者で現coindog編集長🐶|2020年から仮想通貨投資を開始|大手メディア3社で編集者・キュレーターとして従事→独立|趣味は投資・筋トレ・音楽鑑賞・ラップバトル観戦・コーヒー屋さん巡り